エチオピアよりナチュラルプロセスの豆が登場です🇪🇹
¥900
みかんを思わせる優しい甘さが心地よいコーヒー。ハーブのようなすっきりとした印象とほのかにジンジャーのような余韻が感じられます。
穏やかな気分にしてくれるコーヒーでホッと一息つくのにぴったりです。
内容量 / 100g
生産地 / コンガ
標高 / 1,950~2,150m
精製方法 / ウォッシュド
品種 / Heirloom
焙煎度 / ミディアムロースト
ウェテアンベラコーヒーは2018年創業のスタートアップである。彼らの創業の背景にはECXの規制緩和がある。2017年にECXのルールが変わり、輸出ライセンスの取得が比較的容易になり、制度上ダイレクトトレードが可能になった。2020年に初のカップオブエクセレンスが開催され、世界中のバイヤーが沸いたことは記憶に新しい。それをきっかけに多くの生産者やサプライヤーが起業した。
代表のメクリアは、元々イルガチェフェのホテルを家族で経営していたが、24年前コーヒービジネスに転向し、小規模生産者からコーヒーチェリーを購入しエクスポーターに提供するサプライヤーを営んでいた。その顧客にはモプラコやBNTなど著名な会社が名を連ね、彼の実力を物語っている。2017年頃、彼はすでにウォッシングステーションを所有し精製や発酵の技術を備えていたので、規制緩和は渡りに船だった。すぐに輸出ライセンスを取得し起業した。
今エチオピアではこうしたインディペンデントな生産者が増えている。数百袋単位など大きなロットが大半を占めるエチオピアだが、これからは中米のように農園名や生産者名が明記されたロットが増えるだろうし、精製方法や品種なども多様化するだろう。